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2011年4月26日 (火)

会津の佐藤真也さんからのお便りです。

お世話になっております。

皆様方におかれましては会津有機米研究会ばんげのお米をご利用頂き、誠に有り難うございます。

震災の影響は計り知れないものがありますが、一日も早い復興を願います。

会津に避難してきた南相馬市の知り合いの方々も、復興の準備のために、明日、相馬へ戻られます。

原発から30km圏内のすぐ外側に何とか住める場所を確保し、少しでも近いところから復興の作業をするのだそうです。

何もしてあげることが出来ませんでしたが、家族で1ヶ月程、家内の親戚が住んでいた空き家を紹介して、生活していました。

農業をやられている方で、津波で屋敷も農業設備も全て流されてしまったそうですが、命があっただけでも幸せだと言っておられました。

近所にも、まだ発見されない方々が沢山いて、普段なら、播種作業や田圃の仕事に追われる集落の風景が、瓦礫だらけで、何も出来ない状況だそうです。

ここ会津では例年通りの作業が始まりましたこと、とても、とてもありがたく思います。

そんな中で、4月25日に播種作業が行われましたので、ご連絡致します。

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今年は、今まで手伝いに来てくれた高校生の甥が、就職で東京へ行ってしまったので、変わりに近所の千葉さんにお手伝いをお願いしました。

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浸種、出芽処理された種籾が、床土に乗せられ、潅水と覆土が施されていきます。

そして順番に流れてきた育苗箱を、せっせと重ね、ハウスに並べられます。

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黙って作業をしていると、朝から晩まで間が持たないので、近所の話題で盛り上がります。

隣の○君はどこの高校に入ったとか、あちらの○さんはどこにお嫁に行ったとか、時にはくだらないダジャレで場がし~んとしてしまったり。

私が子供の頃から何年も続く共同作業ですが、毎年話題にはこと欠きません。

播種作業が始まり、ハウスに育苗箱が並べられると、「さあ、今年も田圃が始まるぞ。

今年も美味しいお米が出来るかな」と、期待しています。

これからは天候を気にしながら、ハウスの苗を管理して、堆肥散布、耕起作業が始まります。

土の香りに季節を感じ、春風にあたりながら、鳥のさえずりを聞く作業が、何よりの薬です。

あせらず、急がず、怪我の無いように、春を感じ、自然の中で生きていること、生かされていることを実感しています。

震災で作業が出来ない沢山の方々の分まで、頑張っていこうと思います。

今年も、良い天気で、立派な稲がすくすくと育ちますように。

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